小学校入学準備ドリルのはなし。

6歳になる長女が学ぶことに興味を持ち始めたので小学校入学準備ドリルという学習本を購入しました。中身は、ひらがな、カタカナ、漢字、数字の数え方、足し算、引き算、パズル、迷路など、バリエーション豊かな学習内容。中でも目を惹く項目は「知恵」というジャンル。

大問1  次の絵の中で仲間が違うものはどれでしょう。違うものに丸をつけましょう。

〈 うさぎ  りす  ひよこ ハムスター 〉

これはグルーピングの問題で、思考力のトレーニングを行うための思考ツールの1つです。欧米ではこの手の問題をCategorizingと呼んでいます。

大問2  次のイラストを見て先に起こった出来事の方に丸をつけましょう。

オムライスを食べる前の子どもの絵

オムライスを食べ終えた後の子どもの絵

これも「順序」を意識させる問題で、思考ツールの1つです。欧米ではOrderingやSequencingと呼ばれる類の問題です。

この他にも、今、日本の教育求められている思考力育成のための思考ツールをテーマにした問題がこのドリルの中にたくさん詰まっています。

欧米でも日本でもこのような知恵を絞る問題が幼児期にたくさん取り入れられることは大変望ましいことです。しかし、小学校に上がると欧米と日本では、思考力のトレーニング(知恵の鍛え方)について大きな意識の差がうまれるように思います。

欧米の小学校で採用されているリーディングコンプリヘンションのテキストは常に思考ツールを意識したトレーニングが組み込まれたいます。例えば、分類、比較、関連、矛盾、順序、配列、置換、手順、具体、抽象、定義など、思考ツールを意識したトレーニングメニューがはっきりと明示されます。

一方で日本の小学校で採用されている教科書や問題集はといえば、著者の考えや気持ちを読み取る問題が多かったように記憶しています。無意識に思考力を鍛えてはいたのでしょうが、先生が思考方法を意識して指導していたかといえばNOだったように思います。

21世紀型スキルの中に思考力、表現力、想像力というプロットがあります。これらを体系的に学校教育のプログラムの中に組み込んでいけば、小学生入学事前ドリルの知恵問題のその先にある思考トレーニングにつながるのではないかと思います。

現在、教育開発出版様とESNコラボで、思考力問題集を製作しています。この秋にリリースされます。英語を通して論理的思考力、読解力を鍛えることに特化した教材です。

ご興味のある方は、見本をお送りしますので、ぜひお声がけください。

 

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